馬鹿話。


 母は今入院している。退院の話が出て、どこに行くかと。別のところを検討したかったが難しそうなことが分かってきた。僕は世間知らずのおばかさんたろうだというのも明るみに出た。

 母の年金の価格帯で、入る施設が区切られる。だからよいところへ移ることは無理。大体同じ価格帯のところしか選択権がない。入れるだけありがたいと思え、この世間知らずめ! というところなのかもしれない。


 作業所暮らしの手取り金額が少なくても(ボスの働きのおかげで毎月頂いています)、僕は中流意識だった。今回の別施設へ電話して断られるのを経験し、下流だというのを意識せざるを得ない。ごまかしはきかない。

 僕がどういう意識でいようが、下層民だというのは認めざるを得ない。ごまかすほうが間違っている。自分の立ち位置と、世間を見る目を変えたほうがよさそうだ。ケアマネージャー様への文章や、今回の電話で、ぼくが甘い奴だというが明るみに出た。



 ・作業所
 きのう、テーラーSG氏がすぐ縫う着物を差し出さねばならなくなった。解体は大体終わっていたけれど、糸屑をとらねばならなかった。こんなことでも時間はかかる。テーラー氏は縫い始めているので、待ったなしになった。作業終了時刻も迫っていたが、できるだけ完成させておく必要に迫られた。結果、大体間に合った。今朝もやったけれど、少しだけ。

 僕はこの作業所で、手芸で飯を食わせていただいている。テーラー氏が縫うと決まったら、僕は頑張って出さなければならない。僕の役目と立場はそこに定まっているから。ここはここでの根幹なので、僕の根幹でもある。頑張るのが当然だ。必要だから出す必要がある。

 これによって少し、薄々学んだ。必要とする人のために僕の存在はあると。わかりづらいけれど、テーラー氏が縫う着物材料が必要なら、その材料を差し出すために僕が存在している。シンプルなんだ。 欲しい人のために僕は出さなければならない。
 今日分かったのは、必要とする人のために僕は全力で提供するために存在している。今回はテーラーSG氏が着物が必要だった。そのために僕は解体を頑張る。
 コースターをボスが必要としている。僕はそのために織って、はじの玉結びをできるだけきれいに仕上げようとする必要がある。ボスという必要者のために、差し出すために全力でぶつかってこなして、できるだけ早く良いものを差し出す、そのために僕は存在している。

 もっと簡単に言うと、必要とする他者のために存在している。他者貢献のために存在している。自分は2の次。シンプルでわかりやすい。自分は後回しでいい。こんなところなのかなと思った。格好つけではなくて、単純にするとそうなる。僕が、俺が、は必要ない。自分はどうだ、こうしたい、もそんなに主張しなくていい。奉仕、貢献、そんな簡単な言葉に置き換えられる。宗教や、主張ではなく、順を追って、簡単にするとそんなところかも。


 
 ・徳とか損とかあるのか。 というきがする。徳を別の角度から見たら損かもしれないし、損も別の反対から見たら得かもしれない。行動や決断の重さのほうが大事な気がする。

 自転車の空気入れを買う、という問題で、バスに乗って(自転車に乗れないので、バス利用)、頼んだ空気入れのバルブが来るのを待っていたけれど、会社は海外で、納期の通りやってくる、2週間くらいかかる、ということが分かった。それで、そのまえに、アマゾンで空気入れを買おうかとは思ったが、その時はバルブが来るのは早いと踏んでいたので待つことにした。
 
 今日待つのをやめて、ホームセンターに行った。この時点で、バスに乗ること1週間以上。そのうえ持っている空気入れを追加で買う決断。
 ものは、2シリンダーの、空気をたくさん送り込めるやつ。車用のもの。足踏み式。今までのは車用だが、1シリンダーで幅が狭く、踏むと転がってしまっていた。損なようだが得したかも。

 でもこれ、アマゾンで買うと、200円安かった。そして今日、バス往復運賃でホームセンターに行ったので、400円かかっている。


 結果、損得より、判断と決断がすべてではないのか、と思った。




☆★今日は下らん話をたくさん書いた。読む価値なしと判断されてもかまわない。生理現象として書いた気もする。では、バイバイ。

ホームセンターから空気入れを 背負ってくる大変さもあったけれど、体験もあった。(普段しない行動パターン、実地で購入。パソコンクリックで宅急便任せではなく。)

End.