※※追記 07/15 noMMon 51/70 記追※※

※追記は最後にあります。


 作業所の、僕に興味があった女性がいて、その妹のほうがいいと僕は作業所の中でゴチャゴチャしてしまった。しばらくたってから、その興味があった姉が冷たく来るようになった。

 今日の皿洗いで、その姉がタオルを取り換えるとやってきた。最近の姉の行動だった。僕は仲良くやっていこうとお願いしますといった。

 皿洗いが終わって席に戻ろうとすると、その姉が邪魔で席に行けない。僕はしばらく待っていた。妹が待ってるよと姉に声をかけて通れるようになった。



⊡これ、僕は姉に馬鹿にされているのだなと、家に帰ってから思った。姉は僕と仲良くする理由がない。そして僕は、仲よくしようなどと擦り寄った。
 僕は自立していない。うまくやろうとスリスリ尾っぽを巻いて姉にご機嫌伺い(うかがい)をしていた。


 
 昨日から取り組んでいる、道行コートミシン縫い、朱色のもの、だいぶ進んでいた。作業所に今日着くと、スタッフができたのから持って行った。すぐ使うからと言われた。それで急いで他のもやりだした。明らかに僕のパフォーマンスは上がっていた。でも、それが終わると、ダラダラと遅くなった。集中力も落ちた。


⊡スタッフに言われたときは頑張っても、終わるとガタ落ち。どう考えても自立していない。


 
 作業所での自立とはどういうことなのだろう。周りとうまくやろうとか、スタッフに気に入られようとか、先輩に目をかけてもらおうとか、これ全部僕のことだけれど、自立する言葉ではない。
 集団に所属していても一人で生きていこう、誰にも頼らず、言いたいことを言い、自分の言葉・行動・態度を責任をもって一人立ちさせようとすること、なのだろうか。
 一人で生きるとは、どういうことがわからないけれど、探らないことには始まらない。



・最高のコーチは、教えない。 吉井理人  Kindleダウンロードしました。

 目標の定め方が出ています。ちょうど読んでいる所です。やはりできそうな小さな目標を作り、それをこなしていき、大きな目標を達成する、という流れのようです。途中経過もそこでなぜ必要なのか全体の流れの中で見えるようになっているみたいです。

 僕の目標は、大目標が大きすぎ、そこへの途中経過が語られず、最初の小さな一歩と、最後の大目標だけが存在するような。すぐに結果だけ求めるような、安直な、本に出てくる高校生がヤンキースの活躍する若手になりたい、みたいなノリです。結果だけ欲しがり、最初の小さな一歩が、一気に大目標と直結しないと受け入れられない、アホ僕です。


 こう書いてみると、作業所の中でも、集団に所属するけれど、自分の目標を持ち、小さな一歩を実践するけれど、途中の段階もよくわかっていて、どうすれば、大目標にたどり着けるか、自分で組み立てることができる人が、自立するということなのでしょうか。

 そうすると、僕は小さな一歩の毎日だけで、大目標がなく、途中も見えない、かなり危ない奴(あぶないやつ)、危うい存在(あやういそんざい)、みたいです。


 本がどのくらい使えるかわからないので何とも言えないが、コーチングの考え方らしいです。大学院も出られたとか。
<おわり>

・プールに入ったが、後退した。下手になった。目標をもってやっていなかった。
・カウンセリングを受けたが、一週間の振り返りで終わった。進歩なし。




※追記
 僕は大目標と、小さな一歩は描ける。その小さな一歩を確実に使えるまで練度を高める行動が抜け落ちていないか。

 本を読んでも、あー面白かったで終わり。身につかない、未消化で終わる。だから、カウンセリングの先生にも言われたが、ちょっとかじって終わりの人間と諦めたらどうだ、みたいにも言われたが、そういう人間だと、深める動作がないと。

 そうではない、身につくまで、使えるまで離さないで、使えるようになったら次へ行けばいいのかも。先を急ぎすぎて、全部未消化が積み重なって、できない、わからないで潰れる。徹底的に使い倒して次へ進めがいいのかもね。
 こういうことを読みました・これこれを覚えました。次、次、ではなく。これできた、ならば使ってみよう、どこにどう使えるかな、ひっくり返したり、スピードを緩めたり、休んだりもしながら、使い倒しまでやらないと僕の場合はダメかも。全部中途半端だから。



※※追記
 英語でやってみようとした。それでわかったのは、僕は目標地点に到達したら完全になるというものだった。不完全な最初の一歩から、完全な目標到達までの道を歩むと。父はイチローにはへつらった。それは誰も口答えできない存在だから。それは僕も同じ、英語ができるというのは誰もけなせない、というニュアンスに近い。だから最初の一歩は不完全になる。最初の一歩が不完全だから、すぐに目標に行こうとする。完全に向けて。
 そして最初の一歩は不完全なので、最初から完全を求めようとする。I'll だったら、今すぐ何かしますというニュアンスがあると習った。べつのほんでは必ずします、というニュアンスだとある。似ているけれどちょっと違う。その違いが許せなくなる。すぐ完全じゃないといけないから。書いてあることも全部覚えなきゃ。完全に使えるようにならなきゃ。書いてある事を鵜呑みにして。自分の工夫の入る余地はない。すぐ覚えなきゃ。

 結局主体的ではなく受動的。僕が何かをするとき受動的になる。自分で取り組むというニュアンスが乏(とぼ)しい。
 全部父母の下での勉強になる。このニュアンスが強力にある。この過去の関係性が、僕が取り組むときに前面に出てくる。
 そして社会性が欠けている。集団の中での僕の英語理解というニュアンスが乏しい。内向して覚えようとする。自分のうちに閉じて理解しようとする。社会に向けて覚えようとしたり、理解しようとしない。自分の能力と関係がある。できないと能力がない、無能力になる。無能になりたくないから必死になる。無能という言葉が怖い。
 他人に貼られるレッテルが怖いのかもしれない。自分で取り組まないから、他人のレッテルを信用する。

☆☆心を込めて取り組んだことがないのかもしれない。自分の心を入れて取り組む。心は社会に向けての心かもしれない。

 評価を恐れる。他人の評価。主体性のなさ。