23 Sun

テーラーSG氏は、先週月曜日17 から作業所に通っておられる。後遺症もなく、頭がすっきりしないという以外は無傷で戻ってこられた。徳のある人だ。

 
 カウンセリングでは、母が金に執着するのは親戚との金の問題や金で苦労したからで、そのことには触れないほうがいいよとアドヴァイスを受けた。病気もあるだろうし。
 親をすげ替えるという話だが、そうすると僕の現実の親は否定されるので、先生はそれはしないほうがいいだろう、とのことだった。親はそういう人だけれど、僕は違う人生を歩む、というほうが建設的らしかった。そうナビされたので、誘導に乗って、その路線で行こうと思う。

 
 今日の作業所は、若い女性に執着することなく掃除機かけもできるだろうと踏んでいたが、まだそこまで割り切れないことが分かった。もう縁切りしたかったのできなかった。そこはちょっとショックだった。

 それで思ったが、僕は母に対して男という性を抑圧したから、母のイメージに性器を向け、母のイメージに俺は男だと言い続ければいいのではないかと、帰りの交通機関で試して、まあまあの感触を持った。僕は性を持つ存在として交通機関に乗っていた。

 周りの皆さんは、僕が性を抑圧しているので、隙あり、と突っ込んできたいみたいだった。そこは嫌だなあと思ったが、母イメージに対して作業を続けた。このまま、若い女と母に弱いままでいられないのでなんとか打開したかった。

 若い女の尻を追いかけて何が悪い、だけれど僕の場合はちょっと違う。母に対して弱いのと、若い女に弱いのが同じ構造で、同じ弱点になっている。だから母イメージと格闘する必要がある。いつまでも負け続けてたまるか。糞っ垂れのコンコンチキの馬の小便だ。なによう、ホッ、ホッのヨイコラショだ。何としても突破したい。