ああ勘違い:(ビジネスパートナー:という語の導入について)

 今日も調子が悪かった。圧力もかかった。

 おもしろいこともあった。
 作業所で被害者面して座って険しい顔をしていたら、というか不穏な雰囲気を発していたら周りも不満気な態度だった。そのうちゲームをやめた。

 新しく入った人が、どうも敵視していた人でとっつきがわるかった、カップを持ってきて洗うという、洗っときますよ、と流しで言うと最後は決め目を残して去っていった。そこは気に入らなかった。そこが和んだところ。

 手話の練習で、全体でやっているのだけれど、またここで和んだ。

 流しに戻って、これは僕が悪いところもあることに気が付いた。僕は作業所で仲間という関係があり、そこに憧れていた。ユートピアのように。そこが甘えの始まりだった。ここはビジネスをするところで、仲間などいない。一人でいろんなことを取り組み、対処し、行動するところ。僕は仲間という憧れを理想としていたのだろう。仲間は甘えと同義語だった。ああ勘違い。


 恋愛も作業所で手に入ると思いこの作業所にやってきた。これも勘違い。ビジネスの場に恋愛はいらない。サンドイッチマンがどちらか相方をビジネスパートナーだと思っていると言っていた。そう、作業所の人間全部ビジネスパートナーだ。女と意識しすぎるのもよくない。こういうのは僕にとって一大気づきだった。

 はっきり言って、ぼくは大惚けバカ、総天然色、色惚け、アホたりんだったことになった。

☆ そう、たった一人で生きていかなければならない、それがずっと続く、まずここを押さえる必要があった。一人で取り組んでいく。ここが一番大事。

 

 帰りの交通機関は殴ってやろうとイキガッテいるのが2人いた。僕の調子は悪いが、今日の作業所でも動けたし、帰りもそんなにのさばられなかった。地元の帰りも気を使った。結構頑張った。さようなら。(不穏ではなく: