作業所はみんなが矢面・やおもて だ。


 今日の作業所ですが、午前中はド真剣で生きるというスローガンでよかったが、午後はペースも熱意も落ちた。午前中のようなわけにはいかなくなった。

 この作業所は、それぞれに抱える問題が大きく、仕事量も増え、たいへんになってきている。僕も昔のままではいられないと思う。

 午前中は牛乳パックの椅子づくりの下準備役を、かなり一生懸命できた。午後は散漫になった。


 ヘルメットと、膝・肘・手のパッドが届いた。身に着けると、胡散臭い52歳がいた。怪しい。これで一輪車はかなり変な人だ。乗れなかったらなおさら変だ。
 一輪車が届くのが、6月中旬以降になるらしい。早く始めたいが、無理だった。プールも行きたいと思う。

 ヘルメットもそこそこの金額を出すと、使いやすい、優れものみたいだった。最初は紐の長さ調節とか、アジャストとかわからなかったが、いじくっているうちによくできた製品だとわかった。構造自体はプラスチックの内側に発泡スチロールが張られていて、その内側にフィットするようプラスチックの調節がついているものだった。
 フリースキーエアリアルのフルフルダブルフルの選手が被るようなタイプのを頼んだので、僕が被るとかなり胡散臭かった。気に入って買ったが、ロードサイクル用のヘルメットのほうが無難だったかも。格好良いのが無難に見えたかも。

 今日は小便が床にまかれなかったが、テーラーSG氏も、布草履の達人も揃って、トイレ掃除中にトイレにやってきて、譲った。それどころではなかった。牛乳パックの椅子部品作りで必死だった。トイレ掃除も一生懸命やったが。


☆・ 真剣に生きる姿勢を身に着けるのがこの作業所でやるべきことで、これは普遍性がありどこでも通用する。まず仕事を普通にできる人にならないとどうにもならないままになってしまう。




 家の裏に住む人は、もと着物の仕立て屋さんで、いま庭の手入れをまめに行っている女性だ。この2つをできるということは、かなりの実力者だ。僕は足下に及んでいない。同じ分野の僕は末端だ。僕は着物解体だから、下位に位置する。仕立て屋はやはりこの業界では強いだろうと思っている。(本当のところは知らない、着物業界のことはよくわかっていない。通っている作業所を目安に書いています)