バイアスのミシンで縫われた糸切断、コツをつかんだ: 道立近美 相原求一朗

バイアスで縫った糸を取り除く:

 バイアスは、布の端を布でU字に囲んでミシンとかで塗って見栄えをよくするためにあると理解している。

 このミシンで縫われた糸を切るコツをつかんだ。片側6ミリくらいのバイアスをU字の囲いが向こう側で糸が手前側に縫われてある状態に持つ。

 リッパーを握り、箸を持つように握り、 ミシンで縫われた一目に、直線に対して直角に、一目の手前側にリッパーを角度30度くらいで引っかけ・刺すようにぐっと力を入れて糸を持ち上げ、パッと力を抜く。

 そうすると、一目が浮き上がる。そこを切断すれば一目切れる。

 この作業を全ミシン目に対して行う。かなりの高速で切断できる。僕は目が痛くなった。紺色のバイアスに黒い糸だったのでなおさら目が痛くなった。


 作業がのろのろになって、スタッフに睨まれて、自信を無くして居場所がなくなるかと思ったら、やり方のコツをつかんで・偶然だけれど、高速で終えることができた。かなり真剣に、何としても終えようという気構えだったけれど、うまくいってホッとした。やれやれと、肩の荷を下ろした。

 ついにミシン、やりづらいのを着ものをもらって作業した。着物解体は、いずれは難しいのをやることになるので覚悟していないと潰れる。今回はそろそろ来るなと踏んでいた。




 相原求一朗の軌跡 大地への挑戦 を道立近代美術館に見に行った。

 すごくよかった。風景を、自然の醸し出す、無情というか、素朴さというか、厳然とある自然を絵の中で再現して見せ、どこに、北国の風景に惹かれるのかはっきりと提示して、僕たちに示して見せ、風景の冷たさだったりを感じた。画家は絵の中に自然を描き出すだけの技量を持っている。あの技量で描かれる風景は画家と自然との特別な関係を写し取ったものだ。これを幸せと見えるか不幸とみるか分かれるが、絵筆の時間を過ごして自然と対峙する時間を持ったこと自体に光を与えられ、幸せなことなのだろうと想像する。


今回は、
・早暁の湖、1983(昭和58年)、相原求一朗美術館 所蔵 が一番良かった。単なる独断だが。







 この間、切符を回収されるところを過ぎて、前を歩くいい匂いの女(香水のことではなくて雰囲気)の後をどこまでもついていきたいと思った。
 しかしそれはストーカーと呼ばれるので、あっさりと別れた。そのどこまでも女の尻を追いかけ続けたいという欲求は強かった。

 僕はまた、大奥のようなところの殿様になりたいと思っている。女の人をとっかえひっかえ365日関係を持つことができる殿様は羨ましい。
 僕は一人の女性にだけなどと、絞り込むことは無理だよ。みんな大好きだよ。たくさんの女性が好きなんだよ。
 拡散したところで終わります。