2/10 Sun

 今日は調子が良かった。年に何回かのよさだった。その割に裂織の決まり具合がイマイチだった。切れがなくトロンとした形になってしまった。もう少し切れ味鋭くいきたい願望があったのだけれど。

 2日連続部屋で声を出した。少しずつ開いてきていると思うけれど、いまだ喉は閉じている。


 交通機関で、カップルが乗り込んできて、女を一人空いている座席に座らせた。男はたった。
 そしたら、隣のゲームに興じている男が立ち上がって立っている男のために譲った。ゲーム男は僕の隣の空いている席に座った。
 こんな気の利いた若い男もいるのだなと、僕にはできそうもないと思った。ゲームをしているのに気が利いて、席を譲ったりした。若いけれど、中年になったらどんな奴になるのだろうと思う。若いから若いカップルには気が利いたのか。そんなこともないと思う。感心した。

 料金箱のそばで落ちていた100円を拾った。猫ばばしたいと思い拾い上げたが、周りの目が気になり職員に渡した。乗り換えて乗り込むと座席に1円があった。何か面白い手はないかと思ったが浮かばず、仕切りの上に移動させて載っけた。金に、拾い金に縁のある日だった。



 裂織は柄を作るのが面倒で、気合を入れなければならなくて、集中してやった。苦しく逃げ出したかった。苦しく楽しいがいいという人がいたが、苦しいが95%で、5%が裂織ができて、布で作業ができる喜びがあるという、とても重く苦しい時間だった。そのくらいでいいのだろうけれど。愚痴です。


 雪まつりが明日で終わる。インフルエンザも流行るし、なかなか大変なものだ。ポスターは素敵なイラストで夢を感じさせる出来で素晴らしいと見て思った。(前に乗っけた)

 End.