徐々にレベルアップできればなあ。いっぺんにではなく。

 カウンセリングの先生によると、音楽の聞き方だけれど、自分個人のために歌われたとは思わないそう。みんなに向けて歌われているとは思っているそうだ。僕の感覚とそんなにずれていない。
 でも、先生は共鳴すると言った。音楽と自分の部分が共鳴すると。僕は音楽が好きだなあとは思うが、そんなに共鳴しない。自分はダメだと聞いてきたから、共鳴してこなかったのかも。いつか先生みたいになれるだろうか。共鳴するように。


 dog, box, sit, top みないな絵入りの教科書を交通機関で広げて読むのは少し恥ずかしい。でも、この間書いたように、そんなにバカにする人ばかりでもない。幼稚に楽しくやっている。ものすごく初歩だけれど、自分のやってこなかったきちんとした発音なので僕にとっては前進だ。でも、この本でできることは限られている。この本のレベル以上にはなれない。

 今までこの本で足りないのは、次の本と。本を次々乗り換えて全部中途半端だった。でも今回、この低レベルの内容で、僕にできる範囲でできることで、わかる、できるれベルで満足しようと思う。この本のレベルでいいと。低レベルでも、中途半端でも、この本の取り組みでは、この本の内容でやっていく。そして補うなら、この本をやってから、また別の本の中でやっていけばいいと思う。いっぺんにレベルアップしようと思わず、本のわかる範囲のレベルを維持しようとすることかもしれない。本を次々乗り換えず、本のレベルをしばらく維持し、本のレベルの中で満足する。徐々にステップアップするやり方。カウンセリングの先生に頂いたものの見方。


 作業所では、迷惑をかけた。肩身が狭かった。