拘束なし、安心。


 不穏なことを書きましたが、父のベッドに行くと、そこから看護婦さんが現れた。僕はこの人は話せる人ではないのかと見積もっていた人だった。でも、前日が父の手を縛っていなので、ちょっと敵意が湧いた。
 
 ベッドの父は縛っていなかった。ものすごくホッとした。ここに来る前、もし続いていたら粘って、聞きだした、何とか縛るのをやめさせる方向を探り続けて実現させようと思っていた。

 父は痰がすごかった。その看護婦さんが点滴の液体を交換に来た。僕は痰がすごいんですよねえ、と話しかけると、看護婦さんはチューブで吸引してくれた。ものすごい量と汚さだった。副鼻炎(?)か何かでなかったかと聞かれた。僕も鼻は弱いみたいだし、父もよく鼻をかんでいたと答えた。痰を吸引して頂いて父は楽になったみたいだった。感謝を伝えた。テレビの大相撲をつけた。そして病室を後にした。

 結局、僕は今日は軽い足取りで帰れた。調子の悪さも、作業所での午前中の悪さから午後の上向きへと移行した。病院へ行く道からして、昨日より上向きで余裕も持っていた。だから今日は拘束をやめさせる自信を持っているつもりだった。

 金曜日に、父がデイサービスで通っていた病院に移る予定だけれど、どうなるか。


本:
・問いをつくる スパイラル

届いた。小学生向きの本だった。交通機関で読もうと思う。あまり恥ずかしいとも思わない。バカにする人はすればいいさ! !! !!!

 とにかく仕事メイン・作業所メインなので、何もしなくて睡眠時間をたくさんとりたい。鶏鯛・とりたい。

 この本アマゾンで買って損した。定価千円なのを2.5倍で買った。出版社から直接買えばよかった。この時はどうかしていた。テレビも買う必要がなかった。父のをお下がりで使えばよいだけのことだった。安いのを買ったのは正解だった。