16 Fri 芸術家気取りはいかんme /14/社会参加10/ぶつける男

 一昨日も調子が悪く、昨日はノロノロモタモタ全然進まなかった。

 今日になって、このままだといられなくなると思い、自分の場所を確保したくなんとかしたいとあがいた。
 裂き織りをさせて頂いていますが、ボスの指定の織りが難しく、目を飛ばしたり、汚くなったり、グチャグチャになっていた。

 今日は比較的何とかなり、何とかしたいという願望はかなった。昨日の僕は、頑張っている人を愚弄するかのようにノタノタだった。

 ボス指定の奴をやっていて、僕はデザインできるんだという変な気持ちが沸き起こり心を占拠した。なぜこのような気持ちが起こったか考えていて、これは男をぶつけていないから、デザインとか、芸術とか、センスとか得体のしれない言葉の部分を御馳走(使っていた)になっていたことに気づいた。これはいかんと、まじめにやろうとして、男をぶつけることに気づいた。
 その前からの、技術が大事だ、頭を使おうという流れの中で気づいた言葉。

 僕は頭を使わないやつなので、何とか頭を使うことで、今日の不利な自分の場所を改善したく思い動いていた。難しい織りなので頭を使わないとダメだと思った。(僕だけが難しく感じているのかもしれないが)

 うんこの場所で(自分の居場所)、ゴミだらけになりつつ(奮闘している様子を今日の調子の悪さで表現)、あがいていた。

 僕にとって、調子の悪い日はものすごく大事で、次へのステップの前段階になっている。だから蔑ろ(ないがしろ)にできない。がんばらないと潰れる日で、もがき方次第で明日が開ける日でもある。


 今日も頭(こうべ)を下げて一日を送った。(驕り(おごり)ようがない)






3/14 Wed


 ものぐさ精神分析を頼んだら、二番煎じ ものぐさ精神分析が届いた。(1978年)ISBNとかバーコードとかない本。古本を買った。読むので返品しないが、30円安くしてくれと頼んだ。

 作業所では、低調になり、歩いて作業になってしまっていた。皆は走っていた。

 裂き織りもやらせてもらった。ありがたい幸せ者です。着物は、スタッフから徐々に難しい糸ほどきへとシフトしていっている。だんだんやりづらい着物になってきた。黄色いやつで、穴をたくさんあけて、その穴の周りを刺繍している、機械刺繍の凝ったもの。僕もこの着物好きです。物が新しくてきれいだし。

ただ、ミシン掛けで縫ってあり、ほどくのに、追い込みの指の状態を作らないと糸を除去できない、だんだん難しい品になってきた。スタッフは親切に、徐々に段階を追っていけるように根回ししてくれている。いきなり難しいのをやったら、復帰後なので音を上げたかもしれない。ありがたや。でも逃げ出したい。

 こういうのをやると仕事とは、走ることで、追い込みをかけることで、無理やりやるものらしいと、薄々気づく。

 こう書くと格好良いけれど、最近低調で、僕は1人ズレていた。作業は遅いし。他人からは怠けて見えたかも。

 テーラーSG 氏から見ると、たるんで見えたと思う。氏は仕事に対する姿勢は一級品だ。僕の立場からはそうとしか言えない。僕は仕事のできない人間で、何とか脱出しよともがいている状態。

 そういえば弁当が、皆はサンマだったのに、僕だけ鮭だった。指摘されて気づいた。残ったやつが、別物だったらしい。足りなくなったのだろう。ありがたや。どうも今日は取り違えの日らしい。僕は前に、物を拾って届けるのが、3日連続とかいうのがあったなあ。2年くらい前。

 今日は食事が早く終わったので、早く寝られる。これもありがたや。土曜日から風呂に入っていない。今週も汚い奴になる予定。ハエがたかり、蛆がわき、臭い奴への階段を一段ずつ登っていきます。おーラッキー。


 今日のような不利な日は、手や足をペニスとして扱い、父のペニス切断イメージを多用して、僕の不利なのを好転させようともがいた。効いていたのかどうなのか自分でも不明。そうでもしないと不利で潰れそうだった。他者が恐かった。最後の局面になったら、自分が消えるのも仕方がないと諦めるように持って行った。そうでもしないと、他者に対抗できない。バランスはとろうとした。ギリギリの所で。そのつもりだった。いい気だったのか。じぶんでもなんだか。悪あがきしながら、もがいた。 



3/10 Sat 


 3/9 Fri に 作業していて、男としてやろうといろいろ試行錯誤していた。

 後ろでアイロンをかける人が色っぽく、(やりてー:と心の中で絶叫していた)、それをスタッフが見ていたらしく、中高生みたいだと思ったと思う。ここは想像。

 これはあまり良くない態度だと思い、別のことを模索していた。そしたら、
 


 テーラーSG氏が、
(暑くないか、止めよう)

:暖房器具の熱で部屋がheatしていた)と、一緒に作業している皆に語りかけた。それは一緒と言う言葉がふさわしく、皆で同時に手芸部門で仕事をする仲間に語りかける言葉だった。これを聞いて、僕も集団に社会参加したいと思い、集団の作業に加わってみなと同じ土俵に乗ろうとした。


 これを察知したテーラーSG氏は、ミシンを思いっきり踏んで、その前から頑張っていた仕事をさらに加速させ、僕に対抗心剥き出しに攻撃を四方へ向けて作業を続行した。


 掃除機をかけようと、掃除機をかけることで集団に参加しようとした僕を、コードを引っ張り出した:引っ張る音がでかく部屋に響く、(俺がやる)とテーラー氏が取り上げたので渡した、テーラー氏は作業でも大変なのにさらに掃除機までやった。完全に僕にライバル心を見せ、敵対的に行動した。

 テーラー氏が作業終わりころ、帰ろうと僕に言ったけれど、テーラー氏の本気印の頑張りに脅威を感じていたので、ギリギリまで作業して送迎車に乗り込んだ。

 送迎車に乗る前、作業部屋で皆にお疲れ様と言われたけれど、普段言わない人も声をかけてきた。僕は皆は気づいていたのだな・僕の社会参加:集団参加をと感じた。

 この社会参加をするまで、僕は丸まっていたけれど、5分くらいの参加の時間は皆に体線を向け、同じ土俵に気配を向けた。そっぽを向いたり、うなだれていなかった。なぜかこの時はできたんだな、これが。

 徐々にこのような時間と場所、機会を持てれば、社会参加も板につくと思う。ありがたや。

 


 テーラーSG 氏とは今後もやりあうと思う。よろしくお願いします。あなたは壁になろうとしているようですね。僕は、徐々に自分の壁を壊したいです。
僕にとってのテーラー氏は仕事の鏡で、先輩で、見習う人だけれど、負けたくない気持ちは僕もたっぷり持っているつもりです。僕もテーラーSG氏に、男をぶつけて本気でやりあいたいです。テーラー氏は生きざまにポリシーを持っている、僕にはないものを持つ人なので、僕も吸収して頑張りたい。胸を借りて稽古します。






3/7 Wed

 作業所での僕の立場は悪い。

 男として積極的に関わることができず、立場を悪くしている。最近思っているのは、男として世界の中で他者に作業にぶつけていくというもの。環境の中で人間の中で男と言う個人が単独で世界に関わるのは積極的な関わりでぶつけるという言葉だと思う。一週間くらい前は、集団の中の男、積極的に関わるというのは、集団の中で自分の立場を出した時に、自分と他者が同時に同じ土俵に乗ることではないのかと思い感じていた。そのあと、調子を崩しつつある。

 男としてぶつけていく以外に自己内に閉じこもるのから脱出する方法はないように感じる。僕は社会的引きこもりではなく、自分の中の殻に閉じこもる自己ひきこもりでやってきたから。それが男を抑圧した姿だった。


 あるスタッフと僕は折り合いが悪い。どうも向こうがゲームをしていて僕との関係を変にしようと思っているらしい。その人の立場なら僕を本気で排除しようと思えばできるのにソフトに変な関係をつくろうとしている、そこにゲーム性を感じる。




 そのスタッフと布草履の達人が良い関係を作っているのを見てうらやましく思えた。理想の関係だと。

 その理想と言うのが曲者(くせもの)で、作業中に考えて見破ったけれど、理想と言うのは存在しない。個人が相手と男をぶつけて作る関係はその個人に固有のもので、その個人と相手との関係で、僕にとってはそのスタッフとのねじまがった関係も唯一無二で大事なものだ。ねじまがった関係としてそのスタッフとの僕にとっての関係が大事になる。これは、僕が男をそのスタッフにぶつけた場合に可能になる。そのスタッフと僕との固有な関係。どんな関係だとしても僕にとってのは大事なものだ。


 男として世界にぶつけるというのは、周りの僕に対する反応は関係ないという意味になる。周りが僕をどう扱おうが、僕にとってのその相手との関係が大事なので、相手が価値観を僕に表明して、値引き行動をとっても(咳とか否定的ニュアンス)そんなの関係なくなる。その否定的関係性が固有のものとして大事になる。





 今日は母を病院に連れて行って頂いた高齢者支援センターの方に電話をかけたが、つながらなかった。僕が菓子折りを送った時、食えみたいなニュアンスだったのを、ゲーム報復行動として取っているらしかった。気になるが、先の話の筋で行くと、その支援センターの方との否定的関係も固有のものとして大事になる。僕にとってのその方との関係性として。

 なぜ食えになったかと言うと、僕のほうが下と言う関係が続いて、菓子折りを送って関係が上から目線になり、そこを利用した僕の態度かもしれない。それだけ僕が引っ込んできた、いじけてきた、腰が引けていたということかもしれない。男としてぶつけていればそういう関係性にはならなかったかもしれない。



 男としてぶつけて走らないと、作業所の立場はますます悪くなると思われる。どうも居心地が悪い。こうみると、僕はかなり屈折しイジケテ、うな垂れて、腰砕けらしい。かなり格好悪い。」





 作業所と料理と雑用で時間は消費される。余力ゼロ。
・ 今日はリコーダー30分くらい吹いた。これが唯一。あと、このブログ打ち込みバック・スマッシングパンプキンズ。そしてシャワー。先週は週一しかシャワーを浴びなかった。髪を洗うのだけ2日おきで、身体は汚かった。不潔もトレードマークになりつつある。湖池屋の梅ポテトチップスは、食べるほどに手が引っ込んだ。食べれば食べるほど一口前に戻りたくなる。食の進まないものだった。酸っぱさが後ろ向きを作り出す感覚だった。