M3

 高齢者支援センターに行った。考えてくれた。僕には物足りなかった。

 父の借金の親戚が来た。車で貸金庫に行き、母の言うところの財産を預けた。親戚は車をぶつけ、その代金の請求が来そうだった。

 母は地元のホテルに行った。明日は朝早く、ホテルに駆け付けたいが入館は9時。電話連絡してくれるように頼む予定。

 食事を作り、母の挙動に振り回される日だった。僕は踏み込んでいるつもりだったが、親戚の車に乗り込んだのは失敗だった。甘かった。

 介護の泥沼にはまり込んできた。ポンコツ一隊の僕は隊長だ。

 生きていると感じる。苦しいというか息苦しいが、どうなるかわからんが僕はいま生きている。作業所には復帰できそうもない。介護をするのは家族みたいだ。世間のいろいろが肩に乗ってきた。僕には回せる自信がある。その基礎はあるはずだ。でも、潰れるかもしれない。世間に疎い僕が世間のやることを皆やろうとしている。揉まれている。

 母は医療につながらない。父も結構ぼけていることが今日わかった。すごく遅かった。僕はここでも間抜けだった。母は親戚を信じている。ここがネックだ。僕は母の嫌われ者になりつつあるが、親戚の株は高い。ここは問題だ。



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これでも聞かんとやってられん。