家のマネジャーに昇格


 この家を壊したいとか勝手なことを言っていたけれど

 家に着くと父は進行性核上麻痺で倒れいて起きられない、前にはあったけれど最近はなかった。四つん這いになれと、強要しようとしたけれどうまくいかず、背中を起こしてずって広い所へ、起きられた。父の要望に沿ってうまくいった。

 今日は作業所で空回りしうまくいかず、うっぷんがたまっていた。それを父にぶつけようとしたらしい。僕が着替えたら、ちょっと冷静になれた。それで背中を起こした。

 洗濯したかったけれど、母は取り入れていない。いつもは僕の分までやっていてくれたのに。
 母の料理も洗濯を始めても進んでいない。これはおかしいと思った。

 この間も母の認知症を疑ったけれど、そんなに心配していなかった。今回は違う。パニックになるとは口癖で言っていた。家の不祥事もあったし。進行中だが。

 母は認知症だと結論付けた。皿洗いもやっておいた。パソコンで調べたら、パニックになる、遂行能力の低下(料理をするのが遅くなる)、お金の管理に時間がかかる、などで該当するみたいだ。


 明日は、生協の戸配食を申し込んで、認知症外来に予約を入れたい。


 日常のことをやっていて、僕はこの家のマネジャーに昇格だと思った。これをチャンスに成長したい。マネジャーとしての業務能力をつけたい。



・プロフェッショナルマネジャー、ハロルド・ジェニーン、プレジデント社


 柳井正の座右の書、前に読んだ。図書館でせっせと読んだ。面白かったけれど、業務内容ではなかったので、実力はつかない。文章が読ませた。

 僕はこの家を回すことになるらしい。今まで世話になってきたが、僕が世話する番になった。急の出来事だった。

 この家は自然崩壊するが、不祥事の後始末も肩に乗るのか? 母はできるのか?





 ヨガの本、読んでるの、コツが書いてあってすこぶる親切。やらないかもしれないが。




太極拳をはじめませんか 春秋社 

 この本、すこぶるよさそう。初心者にかなり親切みたいだ。前に買ったのより断然よさそう。DVD付いているけれど、見ていない。

 僕の生活はこの家の雑用が中心になりそうだ。それがまっとうな人のあり方かもね。今まで母に甘えてきたし。皿洗いは役に立つよ。マネジャーとして力をつけたい。そう考えないと、おもしろくないし、潰れそう。