つぶ貝・道近代美術館

ゴッホ 草むらの中の幹 - Google 検索


菊川多賀の ひとつの記録 画像わからずこれで代用
菊川多賀 - Google 検索



平成29年9月26日 火曜日


25 Mon のこと。


 織り教室に出かけた。ランチョンマット、裂き織り、よこいと・着物の白、たていと、緑色。鋏で着物をカットした折り返しを引っ張りだしアクセントになっている。着物のプリント、松とトラが少しアクセントになっている。全部先生のアイデア。やらせてもらったのが終わった。かがり縫いも習った。



 帰りに、さっぽろオータムフェスト2017 西6丁目でつぶ貝2個500円を食べた。たぶん格安。新鮮だった。だけど、初めて食べたのでおいしいのかどうかわからない。僕にとっておいしいという部類ではなかった。全くの新鮮。海の塩味より、しょうゆをかけて食べたかった。

 つまようじが挿してあり、中身を引っ張り出して食べた。帰って母に言うと食べれない部分があるのじゃないかと。僕も食べていてどうかなあと思ったけれど、全部食った。クチャクチャ貝を食った。繰り返すけれどうまくはなかった。でも、年に1度は食べてもいい。中学生の時に、父と利尻礼文に行ったとき食べたかったのを言えなかった。金がかかると思い。それに父も内向的な雰囲気だったし。(その時は外交的な人だと思っていたけれど、閉じていたのは確か)

 生まれて初めてつぶ貝を食べた。おもしろかった。



 出店は、働いている人が、狭い中、全部の注文をさばくという過酷さを感じた。来ている人も、どこの人だかわからない危(あぶ)なさはあった。調子の悪い時は絶対寄らないイベント。けれど、おもしろかった。ゴミ箱に、丁寧に後始末した。





26 Tue
 

 ゴッホ展を見に近代美術館に行った。開館15分オーバーで行ったけれど、すごい人並。真面目に見る気はなかった。そもそもゴッホをまじめる見る気はなかった。

 最初がすごい人だかりなのでカット。中盤を見た。後半もみた。前半は最後まで近寄れなかった。

 変態的な色遣いと、ひまわりや糸杉っぽいタッチは見られた。ゴッホだからというのはなかった。もともと有難がろうと思っていなかった。



・ タラスコンの乗合馬車、に立体的なものを感じた。好き。
・ 男の肖像、目の表情がいい、というか印象的。
・ 渓谷(レ・ペイルレ)、しつこくこれでもかと入魂してグリグリ。
☆ 草むらの中の幹、1890、クレラー=ミュラー美術館、これが最も好きだった。僕が見た中で。木の幹の色遣いが好き。

・ 感じが良かった、気持ちよかったのは、最後の、ポプラ林の中の二人。


 混んでいて、息がつまりそうで、人いきれで、嫌な場所だった。(絵を見るのはいいことなので、半分くらいの気持ち)

 写真より実物はいい。

 
 終わってからの感想:自分と向き合って絵を描いていたんだなあ。絵という行為はは地味だ。色遣いが変。




・本命:近美コレクション 2017/08/26-11/07

 北海道美術50 名作の秘密を探る


 こちらは見る予定がなかったけれど、見ていた人4人だけ。あとは職員のお姉さん。だから空いていて、フリーで見られて、スペースが多くて、静かで本命になった。格上げ。


 こちらはよかった。谷文晁、蠣崎波響、中原悌二郎、と怒涛の始まり。知らない人がほとんど。
木田金次郎、青い太陽、迫力あった。良かった。気持ちがいい。ゴッホと同格。
神田日勝、室内風景。新聞紙にうずくまる男。人形が置かれている。ものすごく斬新。最初は小学生の時に見た。3回目くらい。



☆本題は、菊川多賀、ひとつの記録、1977

 これ僕にとって別格。東京大空襲の女たちが、左を向き、右に髪をなびかせ、多数逃げ惑っている。すごかった。初めて見た。



☆2番目:2回の陶磁器の部門、流政之、ナガレバチ、1988、大理石

 格好いい、攻撃的、エッジが効いていて、すごい。ロックみたい。僕はミーハー。後ろにも回ったけれど、よかった。


 砂澤ビッキ安田侃の良さは僕にはわからず。見識低いか。

 良いのばっかりだろうけれど、僕のフィルターが普通なので掬い取れない。


 書き終わって:僕はやっぱりアホか。かいていることが月並みだ。