ボランティア 動物愛護団体

 ボランティアに、通勤時刻に出かけた。

 現地で、今日もカラスコースにいってきて、カラスの猛攻を受ける覚悟はできていた。



・ けれど、奴らは、黒い鞄をもって東京に出張で、現地はモノ家の空(から)だった。ざまあみろ。いつもいつもやられてたまるか。それで、平和な現地を歩いて到着した。



・ うんち拾いはちょこっとで、掃除機かけとモップをやった。モップは2回目で、映画に出て来るように、足で踏んで水をモップを挟んで絞るやつ。ブルーっぽい感じの気持ちが沈むような奴だけれど、水を浸けて絞って、床になすりつけて掃除した。


 スペースはやたらと子猫が多かった。あいつらは、じゃれるのが好きで、動くものに攻撃をぶつけるいたずら野郎だ。

 保護スペースで、時間ができたので、成猫の身体を「愛しているよ、大事だよ」と、指に力を込めて背中をさすって撫でてみた。
 2匹寄って来ていて、気持ちいいかなと撫でていたら、「もういい」と、猫が爪を手てて抗議した。それで、変な撫で方・モミモミのように揉んでいたをやめた。

 この2匹に、大事だよと撫でたら、なついて、膝の上に乗ってきた。しばらく「大事だよ」攻勢をかけてよろしくやった。




 猫の成猫は結構重く、あぐらをかいているうえに完全に乗るとずっしりと重みを感じた。2匹ともかまってもらいたいらしく、くっついていたけれど、他の人がドアの外に来たので、よっこらしょと持ち上げて横にどけた。あぐらの上のこの猫は、ずっと居座りたいらしかった。俺の場所だったのにと背中が言っていた。

  


 僕に猫がなつくなどと思っても見なかったので、うれしかった。目的は達した。




 他の人との関係は、帰りの交通機関でわかったけれど調子が悪いらしく、否定したいという輩(やから)の雰囲気だった、このようにボランティアでも良い関係は持てなかった。そこは敗北したけれど、猫で成功したので、森田療法のように、形相は整われて、目的を達し、僕は勝利した。本当のところは、5分5分だった。



 掃除を一通り終えると、時間はあるかと聞かれたのであると答えると、餌の賞味期限チェックをやることになった。これが終わらず、1時間30もやった。帰りたかったが、巻き込まれたので、逃げるわけにもいかずやったが、最後はあまり熱心に取り組まなかった。リーダーの女性が頑張った。


 ボランティアはやっと動き出したというところ。




・ 洗濯、自転車の空気入れ、髪切り、洗面台トイレ掃除、部屋の掃除で今日は終わった。prince black albumの2曲を聞いたのが楽しみで、リコーダーは調子が悪く沈没していた。撃沈。