カウンセリング 父(きょうじんと呼んでもいい乳 titi(father・僕の父と言うことになっている人)≠milk )


2017年6月14日(水)

・ 6週間ぶりのカウンセリングを受けた。間があき過ぎていて、あまり乗り気でなかった。

 どうも進展しないらしいという気持ちがしたので、あいだを空けることになった。

 カウンセリングを休んでいた間の報告を文書で読んでもらって、きょうは、父との関係が取り上げた話題だった。問題のある父。





 始まりは、自分に自信をもてない、尊重できない、劣っていると感じている原因はどんなことか? みたいな質問からだったが、正確に思い出せない。


 いつから自信がないか、尊重できなくなったか、過去のことで何かないかと聞かれ、思い浮かんだのは、父に幼稚園の頃、後ろからプールに突き落とされたこと。

 一方的で突然で、何が起こったかわからなかった事を話した。父にどうしたいと聞かれ、何も浮かばなかったが(父は話が通じる人間ではない、妖怪だと言うことです)、蹴飛ばしたいとだけ答えた。カウンセラーの先生はもっと蹴飛ばしたいとか何かないかと言われたが、何かして通じる相手ではない。相手は人間ではないのだから。


 それで、カウンセラーは方向転換した。父を天からのエレベーターにのせて教育させて改心させるというアイデア。その変わった父と話して、野球のキャッチボールをしてみたが(父とのキャッチボールはすべて押しつけで、コミュニケーションなどではなかった、上からの抑え込み)、変わった父と言われても、父は怪物なのだからキャッチボールが成立するわけがない。やり取りしても熱は入らないし、焼き直しは成立しなかった。たぶんカウンセラーは、父と新しい関係を持たせようとしたのだろう。僕の側だけでも。しらけた。

 この作戦はタイムアップもあり失敗に終わった。今度の時は、EMDRの焼き直しになるかもしれない。そのような方向を先生は仰った。




・ 今回のカウンセリングは失敗だった。本来の意味では。でも、父とのコミュニケーションは成立しないという、改めて認識させられた。父との関係を変えるというより、新しい父を導入しないと、別人の父との関係を構築しないと、父という存在の焼き直しはあり得ない。と思うが。僕の本当の父は、歪んでいるので、狂人と呼んでいいと思う。


・ 今回のカウンセリングを終えて、なぜ母は父を見限らないのか、その煮え切らなさに疑問を感じる。その母の優柔不断さに恩恵も受けてきたが(調子の悪い時期を楽に過ごさせてもらった。もし別れていたら、矢面に立つ僕はかなり危機的な状況に追い込まれていたと思う、僕は十分甘えた、大甘だった、腰砕けのコンニャクでやってきた)。


 父との関係を見直すというのは、清算すること、父を見限るために行うのが正しい正面突破だと思う。心の中だけでもやり直すことはできない、自分の側の書き直しだけが選択できる。父は異常者だと断言できる。まあ、僕も異常でないと毎日回せない状況で生活している(作業所への通い、まわりの圧力)。



・ おかしかったのが、いままでビルの光が差し込む部屋でやっていたのが、6週あいだを開けると、別室の光のない、閉じ込められた小さい小部屋に案内されたこと。どこでもいいのですが、かねの力はすごいですね。金には頭を下げ、ひれ伏し、靴の裏でも舐めあげないといけませんね(時計じかけのオレンジ、一場面)。
僕はマインドフルネスで打開しようと思ってやってきたけれど、カウンセリングも一枚噛んでおきたいと思った。こちらの方向で打開される可能性もあるのかなと、思っている。