2016/05/09(乳をMonday・助平な表現) 作業所の今日の感想

2016年5月9日(月) 明日は作業所を休みます(公休・月8日休みのうちの1日で、自分で選んだ)


 今日の作業所は昨日の続きの七五三のような衣装のほどき。12時ころ終わった。終えるころの感想として、衣服がボロだろうが錦(にしき)だろうが関係ない。心がこもっていればそれでいい。親の思いか、子の思いかそれらが詰まっていれば十分だ。世間の評価も関係ない。何を衣装に込めるかで、その思いが大事だ。



 一歩進めると、:

 物の世間的な価値はまったく意味を持たない。どんなに悪い評価でも、それを使う人がそのものに思いの設定をして、大事だと思えば非常に大事な品になる。ものにどう関わり、どういう思いを入れて使うか。安物だから粗末にするではない。安くても、自分が大事に使えば大事な品だ。物へのハートの持ち方が、関わりが一番大事だ。



 一着解体を終えたら、飲みに誘うからとか(終えるちょっと前に言われた)、お弁当を運んできてくれたり、ご飯を盛ってくれた。

 なんか盛大に祝われた。




 でも、ここからは僕で、僕は自分の都合を優先し織りを始めた。どうも周りの空気は澱(よど)んだ気がした。でも僕はちょっとやりたかったので続けた。午後はずっとやろうと思っていたけれど、皆が僕がどういう態度で関わるかハッキリさせるために切り上げた。


 2時からスタッフにほどくの無いですかと求めた。そして黒い男物の着物をもらった。夏物ではないようだけれど、そんなに厚いという着物でもなかった。途中で今日は終わった。

ほどくのをやって、和裁の逆の向きの作業が僕に与えられた役目だった。和裁にも興味を持ったし、和服の各部の名前にも興味を持った。着物をどうやって作るかとかの逆方向が僕のやっていることだと思った、繰り返しているけれど。


 僕の今やっているのはオヤジの衣装。


 今の僕の課題は、織りを一日の内で45分くらいやらせてもらえるかどうか。


僕に期待されているのは着物の解体。


織るのは先輩たちもやっている。僕でなくてもいい。



気がついたけれど、今の逆説で、:


僕にできるのは祈りを込めた織り、それならできる。宗教に近いかもしれないけれど。


 僕はこの作業所へ裏方として服に関わるために来たと思っている。だから、自分が主になる必要はない。着物の解体で満足できるはず。

 でも、一色に塗るのは嫌だ。少し織りもやらせてほしい。スタッフに相談するかもしれない。少し時間が経ってからでもいいよね。作業所に裏方として貢献しようとは思っている。


 また不調の波もやってくるだろうし、先行き不透明。


 レッドホットチリペッパーズ、カリフォルニケイションをかけながらこれを打ちこんでいる。


・ 作業所のみんなも自分のやりたいことを優先させているわけではないことはわかっているつもり。

その辺を考えながら自分の態度を決定していかないと。