2016年5月4日(水)
作業所では、先輩たちに嫌われていると感じる。
作業所までの道はほとんど敵意に満ちている。傘男には神経を使う。
人間の60%くらいは、男も女も攻撃したい人間ではないのかと接触して思う。だから、攻撃される危険は一生続くもので、これへの対処は根本的課題になっているらしい。
僕は内向してきたのであまり思っていなかったけれど、他者を意識する。一人で人間を捌(さば)かないと踏みこまれる。この問題は根深い。
暴力が来るときは、こちらも暴力を用意しないときてしまう。こちらの暴力が受け身でもいいけれど、拮抗できる力は求められる。どうしても武術を考えないと先へ行けない。合気道、と頭に浮かぶ。行っていない。時間を無駄にするのは危険だ。道場はボクシング空手もいるので気が退ける。
作業所での織りは、各動作を分解して一つ一つ意識して動かした。
(咲きおりの4つの動作・今日の理解):改訂2016/05/05(Thu)
①-0
綜絖(そうこう・糸の縦位置を2種類の互い違いでさばく、縦糸を独立させて通して分けて整える) 兼 筬(おさ・トントンやって横糸を打ち込む)である咲きおりの道具は置く時に次に杼を動かす時のために織っていく矢印の向きに置かないといけない。
矢印の目視で確認(綜絖 兼 筬についている杼の動かし方を分かるように矢印が付いている)。
①-1
張ってある糸の右端、右から左へ杼(ひ・船形の糸の巻いてあるやつ・横糸)を通すその織っている最中の右端をきれいに処理しようと整える。(この部分は改善の余地がたくさんあるけれど、きれいにやるのは難しい。なんとかきれいにしようとやっているけれど、上達の道筋は見えない、けれど自分の爪できれいに置いたり、指の腹で押さえたり工夫はしつつある)
②-1
矢印を目視で確認。杼を左へ通して左上がりの糸を置く(綜絖・そうこう 兼 筬・おさ で縦に2段の糸の張りを作ってあるので、このあいだ・隙間に 杼・ひ を通す)。この打ち込む前に、整えるの(隙間で行う)は、左手に持っている杼をピンと張り、右手で根もとの部分を抑えてきれいに左上がりに糸を置く。ここをきれにしないと右端はきれいにならない。整える。
ほんの少し隙間を空けて筬を打ち込む。(力は咲きおりの場合要らないと思う、今現在のところの理解)
綜絖 兼 筬 の向きを右矢印に置き直す。次の動作のための準備。
③-1
矢印を目視で確認(綜絖 兼 筬についている杼の動かし方を分かるように矢印が付いている)。
左から杼を右へ糸を通す(綜絖・そうこう 兼 筬・おさ で縦に2段の糸の張りを作ってあるので、このあいだ・隙間に 杼・ひ を通す)。
右上がりで糸を置く・隙間に置く(左上がり・右上がりで糸を置くのは、余裕を持たせて、織っている経糸の幅が小さくならないようにするため、先生がそう仰っていた)。
織っている部分の杼につながる左端を左手で押さえる。
右手は杼を持っていて、右上がりに糸を置いて・隙間で、次にきれいになるように置き直す。同時に左指で杼につながる糸の左端をきれいに整える。
④-1
綜絖 兼 筬で糸を打ち込む。この時も少し隙間を空ける、ほんのわずか。
左矢印になるよう置き直す、次の動作のための準備。
いい加減な動作説明だけれど分解してみた。この①②③④の動作をもっと細かく分けて分解し、一つ一つの動作の精度を上げるように改良を加えていく、工夫する。
このやり方は、前の雑貨制作と手芸作業所の作業で覚えたやり方。あの勉強は何にでも応用が利く。今回も使える。
まだまだ改良をして動作を分け、正しい動作を身につけ正確な動作で動けるようになりたい。