ナメクジ


2016年4月27日(水)


・ 前の作業所に交通費助成の書いてもらっている用紙をもらいにいった。菓子折りを置いてきて、切れた。

 帰りに、クリニックにより、合流した母とお医者さんの診察を受けた。僕が、ごたごたやったので、お医者さんにも看護婦さんにも受けが悪いようだった。お医者さんに紹介状をもらってきた。5千円かかると思ったけれど、300円くらいの上乗せで会計がすんだ。僕はかなり周りに迷惑をかけた。

 帰りは母の車に乗っかったので、周りとのやり取りもなく、のほほんとした。明日からまた始まる。合気道は、街のを考えていたけれど見送った。追い詰められた危機感から出た考えなので見送ってもいいかなと。来週もある。



 本題


 自分の男と向き合うというのは、周りに主張するのではないし、自分の中での作業。自分との対話で男と向き合う、ペニスを含んで。今日はどうだったかあまり言えない。成功した感触はないけれど、向き合おうとはしていた。機能不全感は前面には出てきていない。


 自分に負けているという、見方は、情報としては最重要情報になっている。これを使えば、周りの咳も、否定も、値引きも、自分の負けに自分で負けていて、周りは乗じていると退けることが可能となる予定になっている。今のところ感触まあまあ。


 この男と向き合う(自分の中でも向き合い)と、自分に負けているという2本立てで行こうと思っている。今日はそのようにやってみた。


 今日も周りはいろいろきたけれど、僕は骨組みだけになった。余計なものは積んでいない。単純にこの2つのキーワードだけで支えている。これでやって、まわそうとしてきた。シンプルにやっている。


・ 新しい作業所では食事代を払って食事が出るのだけれど、働いて食わせてもらっている、働かなければ1食出ないよ、と言うニュアンスを含んでいるように感じる。考えすぎか?無言のプレッシャーを感じる。


・ Blurを聞いている。変な音楽だけれど、オリジナリティがある。うまいのかへたなのかわからない。



(・感触・)



 僕はちっぽけな場所で素足でトボトボ歩き・突っ立っている。余分なものが何もない。ほんとうに小さい。つっかえ棒がない。(帰りの母の車は杖だった)


何もかも消えてしまった。ほんとうにわずかな点だ。守るものも、主張するものもない。ただ口を開け、天から降ってくる雨粒を口の中に入れようと舌を出し舐めている。


屁をぶっ放しながら進む壊れたおもちゃの機械だ。空は鉛色に塗られ、口から泡を吹き涎を垂らし、這いつくばりながらナメクジのような生き物が僕だ。







2016年4月27日(水) 今日はお休み


 「オトコ→おとこ→男」

 昨日から父が僕に威張っている。今朝居間を掃除していて、父が圧力をかけているのはペニスらしい。ペニスを僕に向けて自分は強いと言いたいらしい。僕は父にペニスを向けてみた。負けないように。そしたら父は自分が権威だと思ったらしく、一人い張りのポーズで椅子で日向ぼっこしていた。


 他の人にペニスと言ったところで、男とペニスを抑圧している僕には負けしかない。ここに勝算はない。


 それで、男として新たに始められないかと思った。抑圧しているのに何が男だと思うけれど、何かしなければ周りは攻めてくるだけだし、手探りで進もうと這いつくばるしかない。


 男という新たな生き直しのような、コンセプトで何かを掴もうとわずかでも進むことを希望している。頭のなかだけなので戯言(たわごと)だけれど、とりあえず活路を見つけようとするしかない。ダメ元。振るだけ振った。