弱いロボット(3)

高橋大輔2007~2008HIP HOP

僕が見た4本くらいの中で一番良かった。このシーズンのこのプログラムには高橋に熱中し、ワクワクし、興奮した。
世界を切り開き、独創的に独走していた。



2016年1月2日(土)


弱いロボット、岡田美智男、医学書院、2012


(引用:p116:~「あっ、そうか。手足もなく、目の前のモノが取れないのなら、誰かに取ってもらえばいいのか。そもそも自分を上手に表現できないのなら、誰かに積極的に解釈してもらえばいい」)


(引用:岡田美智男:p124:~砂浜という環境の複雑さにだけ帰属させてしまうことにも無理がある。その複雑さは、蟻という行為主体とその環境との関わりの中から結果として生み出されたものだ。)(引用p123:サイモンの蟻 砂浜に残された蟻の足跡。)


(要約:kurage0147130:p126 :む~というロボットが、壁に隠れたり、壁の間から顔を覗かせたりするアニメーションができて、それが動きと表情があり生き生きとロボットを引き立てた。)


(引用:岡田美智男:p126:~しかし、アシストはヒトからに限られるわけではない。壁に助けを求める、物陰に頼る、あるいは「む~」の無表情さを、それを取り囲んでいる壁との関係で補う。こうした「モノに頼る」という発想はこれまでにないものだった。)




引用者:kurage0147130:環境や物に頼って存在する。リコーダーも下手でも先生に習う、他の奏者と合奏する、外に吹きに出かけるなど閉じるやり方ではなく開くという手もありそう。勉強ができなくても先生に習う、教え合うということができる。
周りの存在に委ね、自分の重心を他者の上に乗せてもいいのかもしれない。
リコーダーや作文を習い、手芸も習えたらいいなあと願望をもった。