僕にはよい点、もちまえがある / 鍵は父親か?

2015/05/05(Tue)

100de名著 荘子 、玄侑宗久NHKテレビテキスト(Eテレ)2015/05

 この本を、p75まで読んできて、作業所の僕に対する否定で僕が動揺するのは、否定されて僕という存在がなくなるからだと思う。彼女らが否定するとき、僕を全否定していると思う。けれど彼女らという2人の存在の否定だ。

 荘子第4回:万物はみなひとしい、に、物の識別をせず、劣っていることにも道はあると全てに道を認める見方を示している。僕自身が彼女らに否定されて、彼女らを否定しても同じ見方になってしまう。乗り越えられない。

 僕は区別して色塗りをする見方をしている。一つの見方がすべてのような。あの人はおかしい、とするなら、それ以上をその人に見ないような、固定された見方。硬直している。僕も劣っているならそれ以上ないような。

 荘子第3回、自在の境地「遊」にも、「もちまえ」という言葉が出てくる。人それぞれの「もちまえ」、特性というか、良い点、美点みたいなもの、それを発揮して互いの「もちまえ」を認めると。僕には僕の良い点があり、彼女らには彼女らの良い点がある。それを偏った見方で、彼女らの悪いところばかり見ようとする、ひとの「もちまえ」を見ない僕の見方には欠点がある。全否定、全肯定という偏った見方では克服できない。



 まず、自分の良い点を見つけること。作業所に通っている、粘り強い、作業にまじめに取り組んでいる、向上心がある、対決しようとする。

 僕には見方の偏りがある。歪んでいる。それが、全否定、全肯定の見方になっている。周りに全否定されたとき、自分の良い点を見つめた方がいい。本当にそれで対抗できるか? 



少なくても、僕にはよい点があると反抗した方がいい。主張した方がいい。

僕にはよい点がある。




・自己評価の心理学、クリストフ・アンドレ&フランソワ・ルロール、紀伊国屋書店、2000

この本があった。母は自己評価が低い。安定だ。父は偽りの自己評価が高く、不安定。僕は自己評価が低く不安定。
僕は自己評価と取り組む必要がある。とおもったけれど、この本より、



・自信をもてない人のための心理学、フレデリック・ファンジェ、紀伊国屋書店、2014
こっちの方が役立ちそうだ。







2015/05/05(Tue) 作業所お休み 



事実:  
 
 作業所で、マフラー女性と美人女性が否定してくる。僕の嫌な点は、自分は大丈夫で、僕がおかしいというニュアンスで彼女らが主張している点。



観察:


 彼女らは僕を否定する。彼女らの立場は僕の否定だ。そして僕自身、僕の中に否定がある点。そういう点では、彼女らは僕の中の否定の上に乗っかっているということになる。僕の否定というのは、僕の人格を損なっている。人格的に否定されている。僕は存在する最初の段階から不利を負(お)っている。


 僕の否定とは、男として主張できず、抑圧している点。僕は自分の男を否定している。自分の男を認められず、抑圧否定して自分から隠している。自分の男を見ていない。自分の男に気づいていない。


 僕は現在抑圧していて不利だ。男が見えていないのに、現実の中に投げ出されている。周りは僕の不利を見てとって叩いてくる。男と向き合わずに済ますことはできない。猶予ゼロで実践が続く。



・ 男とは何か、父親、ペニス、攻撃、暴力、力(ちから)。

 この父親・ペニスは臭いなあ。臭う。

 男を抑圧否定している僕が、男と主張しなければならない時、父親・ペニスを何らかの形で使っていく必要がある。

 自分の中の父親が分裂している。自分の中の父親と一体になる。僕の中の父親は否定されている。この辺、鍵(かぎ)かもしれない。