8 (作戦)


2015/04/04(Sat)


 作業所で、僕は革リストバンド三つ編みを軽く見てきた。できればいいじゃないかと。

練習だから元に戻さなければならない、編んだのをほどくという意味です。うまくほどけなくてもいいやとしてきた。それを3日くらい前から、やれるようになろうと取り組み始めた。

 2回上手(うま)くいって、あとは惜しいけれど失敗して絡(から)んでしまった。いい線まで来た。

 そしてこのリストバンドをずっと取り組んできた人を甘く見ていた僕は、僕が甘く周りは2段くらい上を進んでいたのを感じた。

僕は周りを下に見ていたけれど、周りの人の方が上だった。僕が上から目線で甘かった。




 家でリコーダーを吹いた。下手だった。ダメだと思った。続けた。これも、ダメなら楽しめないのかとなった。

上から目線でできるぞというときだけ楽しめて、ダメな日は味わえないのか。

そんなことはない、ダメなりに楽しめるし、味わえる。全くダメな日は除外します。でもそんな日は少ししかない。あとの調子のよくない大方の日、パッとしない日をダメだと遠ざけるのか。パフォーマンスが低いなりにできるぞと。

調子のよい日を誇張して、調子の悪いもダメだと誇張して見ている気がする。





・ NHKラジオテキスト 仕事学のすすめ 伊藤真“司法試験流”知的生産術 2015/4月,10月
  
  第4回 スランプを味方にする自己管理



 第4回を読んだ。自分の問題を客観視し(自分の中では大問題だと思い込んでいる)、そんなに重要でないことに関わって引きずられている自分を、束縛から放つように持っていこうみたいな内容だと理解した。(最初の部分)

 僕の問題だと、手芸がまずある。手芸を取組むというスタンスが、最初から24時間取り組まなくちゃみたいな距離感で、全部それに注ぎ込もうとなる。

そうではなく、新聞読んだり、テレビ見たり、CD聞いたり、リコーダーをやりながら手芸も取り組めばいいというニュアンスに、この伊藤さんの第4回を読んで思った。もっと遊んで楽しみながら、手芸に取り組む時間も作るという距離感へ、感覚を変えられる気がした。


 手芸に取り組み始めたとしても、家にいるあいだ全部を手芸に使うというニュアンスではなく、30分から始めるとか、距離感を変えられる。




 語学の勉強も、伊藤さんの言うように、やり始めて当初の目標から見直して、現実的な目標へ変えてやる、何もしない振り返る日を設定してルーティンを軽くできる小さなものへ変えられる。

語学に全部注ぎ込むのではなく、15分の中で、これとこれを15分でやると最初に目標を決める。

僕は、この伊藤さんの悪い例の、10問解いて終わりと時間を無制限に使うやり方だった。解く前にこれの内容だったら15分でやろうとメリハリをつけてやったらいい。

そして毎日やるのではなく、平日だけやるとかして、休日はやらないとか、アクセルとブレーキを使い分けるといいと思う。僕のように無制限になんでも突っ込もうとする、悪い例のやり方はやはりよくないみたいだ。



 そして、
映画プラダを着た悪魔のスクリーンプレイ

に取り組んだけれど、覚えたところはいつも完璧に覚えておこうとした。これはNGだと思う。僕は記憶力が悪い、先に覚えたのは忘れていい。次の部分に全力をかけて覚えまた忘れ、次の部分を覚えればいい。全体を覚えようとするのは諦めた方がいいと思う。僕の記憶力がよくないのだから、先手を打ってやり方を変えた方がいい。
 映画を見直して、映画に僕のクチパクを合わせて完成として、そのための勉強にするとか、終わらせ方も工夫するといいと思う。映画に合わせるクチパクは3回やるとか。



 ビジネス英語1日1パターン

も、全部例文を覚えようではなく、使うために基本の構造を覚え、ここは工夫した方がよさそうだ。これも覚えたことは忘れていいと思う。

 使うためにやるのだから、相手に反応するというのを基本にして、反応のための英会話が一番かも。こういうことをこの場面で言ってやろうとか。例文を暗記しようというのではなく、こういう場面を設定してこの英文を言う。場面と反応を基本にすればいい。前もやったけれど、失敗した。原因は完ぺきを求めた。丸暗記しようと頭を硬くした。

場面を細かく描き、場面に対して例文で反応する。シチュエーションを作りこむ。前に作ったのを見たら、シチュエーションが日本語だった。これはよくない。


 シチュエーションを日本語で書き、それに英語の例文を作っている。

それを、シチュエーションを英語で書き、例文の前に、自分で作った相手の前ふり会話文を加えたらよさそう。会話形式で例文を覚える。と、思いついた。

ダメかもしれないけどシュミレーションしてみた。