しがみつき君

2015/03/10(Tue)


 今日は病院の診察の日(心療内科クリニック)。前の診察の人が一人で1時間半くらい入っていたのでしわ寄せが来た。読書して過ごした。備え付け女性雑誌(Leeとanan)と持ち歩き本で時間をつぶした。

本は、読みかけになっていた


スキーマ療法入門 -理論と事例で学ぶスキーマ療法の基礎と応用、伊藤絵美星和書店、2013


を読み始めた。お医者さんはアドラーを勧めるので、あまりこの本を評価しないのかもしれないけれど、認知行動療法も大事ではないかと思う。買った本なので読みたい。




p150
~「あ、イライラ君が来たぞ」「怒りの山が噴火しそう」と自分の状態にラベリングし(認知的対処)、毛糸の帽子を頭にかぶり(行動的対処)、そのうえで我慢できなければ壁に頭を打ちつけるという計画を立てたところ、~

このイライラ君が来たぞ、とかいうのは、べてるの家でもやっているやつだと思う。



 前に掲載した、この2015/02/17(Tue)

{幸せはここにある。(ブレイクスルー・アドラー)}


{幸せはここにある。(ブレイクスルー・アドラー)} - kurage0147130+




は、僕にとってすごく重要な部分になってくると思う。このように毎日、他者と関われればいいのだけれど、調子が悪くなり、その調子の悪さゆえの周りの人から付け込まれそうになることと、それへの防御で、僕はこの掲載のような境地から脱落して後退していく。
後退したからと言って、この掲載がなくなる場所とはならないと思う。コアの部分として大事にしていきたい。


 だから、調子が悪く、まわりに付け入られそうになり、僕が防御の段階にいて後退しているとき、その状態に名前を付け、その状態に入っていることを意識的に自覚し、ボクサーのパンチドランカーにならないようにできればなあという、技術的なアプローチが可能だと思う。
大げさだけれど、もっと単純で、



「あ、否定してくる他者に対して、孤立防御の一人で戦うしがみつき君の出番だね」




と、自分に話しかけるという手を本の影響で思いついた。

 これが実践できれば、他者の否定・僕の防御の時に客観的にしてネガティブにのめりこまず、他者に否定されるがゆえに不信感を持つというのを最小限に抑えられるのではないのかと夢想した。
他者の否定攻撃を受けるがゆえに人間不信になり後退していくというのを断ち切りたい。ここの鎖に関わり過ぎたくない。それゆえの、認知的対処のラベリング。

内向して自分にしがみつくのを止めたいという願望からくる作戦。僕の他者の否定に身を固くするのは、明らかに防御で自分へのしがみつきの内向だ。