手芸をやってヤフオク出品みたいに思ったけれど、そこはまた違う気もする。
僕が手芸をやりたいのは、自分に自信を持ちたいから。
完全なものを作りたいわけではなく、手芸をやることを通して、自信をもてるように思えるから。プロになる必要はないし、うまい必要もない。とりあえず自分のためにある。
介護服にも興味があるけれど、他者に提供するには完全でないと受け入れられないだろう。そこは考えすぎなのかわからない。
核は、手芸をやって自信を持ちたい、プライドが欲しい。
2015/3/2(Mon) 日・月 作業所休み
・ 姜尚中のインタビューがおもしろかったのは、マイナスの中で、かなりのマイナスの中で生き抜こうとしているところ。くじけるところも多い日常をやり繰りしながら過ごしているだろうところが透けて見えるような気がして、そこに人間としての張っている毎日のくじけるところとの拮抗が見えて興味をもてた。
・ 昨日今日、図書館へ行った。昨日は７０分、今日は３５分くらいの読書だった。今日は本を読むことに興味をもてなかった。読みたい本を持っていけばよかった。
昨日何もしないで寝てしまったのは、手芸の本読みにすべてを注ぎ込もうとした無理があった。１時間くらい家で手芸本を読んで飽きたのに、まだ読まなきゃと無理していた。嫌気がさしたと思う。興味のあることをやればよかった。
そして今日は首の潰れを伸ばした。まだ潰れているけれど、その中でも少し伸ばした。そういう日だった。
昨日は潰れに打ちのめされていたところもあったと思う。
・ 五木寛之の歎異抄、米田彰男の寅さんとイエスを読みだした。半年くらい前に買って今日手を付けた。おもしろい。面白いと思う。僕はどうも救われないという、すれ違い感覚があって、その隙間を埋めようと読み始めたのかな。
・ メダカを飼っているけれど、メダカは背骨が透けて見え、腹の内臓も見えて、スケルトンなところが面白い。
・ 今日は図書館までの道が、地元も街もグチャグチャで、溶けた雪が靴に浸みてきて濡れたし、歩きづらかった。北海道も春が来ている。
今日は笛を吹いたし、プラダを着た悪魔のサントラで段ボール箱を手で叩いたりして楽しんだ。昨日はサントラの曲を歌って楽しかった。
・ 親鸞の他力みたいに、自分の力では救われないのかもしれない。他者、阿弥陀如来にすがったりして救われるのも悪くないと思う。自分だけで救われようとするのは、自分に執着していることだとも思う。他の力を認めてもいいのかもしれない。
