口笛(雑記) / シャツ作り

2015/2/15(Sun)



・ 人形劇公演に行ってきた。作業所のスタッフが出演していた。ききみみずきん、と、氷の魔女と太陽の子ら という演目だった。2本立て。2時間くらいかかった。
物語のパワーはすごいと思った。昔話や童話の。

 人形を動かしている人たちは、黒子を被っていたので、人間が動かしているというのを忘れるくらい物語を追ってみた。ギターとパーカッションとサックスも氷の魔女の演目には入った。子供たちと親が主体で、僕みたいな一人男は少数だったと思う。

パワーをずっと受け続けた。子供向けのものは僕は好きです。絵本も、1年前の作業所の帰りに地元の本屋で読んでいました。この間はムーミンを読んですごいなと感じた。
人形劇という、やる側は黒子で声の出演と人形を動かすことで芝居を進めるという特殊なものなのに、すごくおもしろかった。また行きたいと思った。予想以上によかった。



・ アドラー 人生を生き抜く心理学

 を読み終わった。僕にとってはやはり副読本だった。嫌われる勇気はとてもよかった。

人生の方は、
第9章 この人生をいかに生きるか が一番面白かった。

p223(kurage0147130の抜粋)

楽観主義:勇気、率直さ、信頼、勤勉などが性格特性。自分の課題を解決できると見なす人に特徴的な性格特性を発達させる。

悲観主義:臆病、小心、自己を閉ざすこと、不信、その他、気の弱い人が自分の身を守ろうとする性格特性を見ることができる。

「闘う悲観主義」ならまだしも、自分はもう何もできないという「諦念」に駆られ、人生の前線のずっと後ろに位置し、課題から遠く離れたところに逃げこむ。~



引用者(kurage0147130の感想):僕はこの、闘う悲観主義になりたいし、そのつもりでいる。僕はどう見ても悲観主義者だ。だけれど、改善したい。だから、闘う悲観主義になりたい。持ち物は悲観主義だけれど、どう使うかでは楽観主義のようにそれらの持ち物を取り込みたい。



・ 下水道の考えるヒント、中里卓治、環境新聞社、2009を読み始めた。この本の解決策のように、僕も自分の問題と取り組みたい。そういう問題解決の能力がほしい。自分でいろいろな見方を持ち、図式化したりして問題点を整理し、理解を深め、自分の力で取り組むこと、そのようになりたい。

 この本は、中古が出回っていなくて、最後の本屋の扱いを手に入れた。2の方はまだ書店にあるけれど、最初のこの本を読みたかった。

 僕は前の作業所でトイレマップをやっていたので、トイレのことや、関連の下水道に興味があった。これらインフラの下支えについていろいろ勉強できると思っている。



・ 口笛を椎名林檎のメロディーに合わせて吹いていた。待ち針を打ったりしているとき、昨日今日、気分良く吹いた。

 今日も人形劇で楽器の演奏を聴いて、パーカッションを見て、僕はバカだ大学でボンゴを叩くのが好きだったなと思いだした。どうすればいいかその当時はわからず、伸ばすことも、時間をかけることもなく、流されてたいしてやらず終わった。

 今は、教本に合わせてやればいいとか、習うとか思いつく。そしてボンゴをやるということ自体、ピアノとベースと小太鼓練習台を挫折した僕は、上を目指さず、手近な、すぐできる、敷居の低い、僕向けの楽器路線に変更されたことになる。リコーダーを吹いたこと自体、僕は身の丈になった。それに加えて、ボンゴという、何もキラメカない、純朴な楽器をやるというその路線は、僕が小さくなったこと、背伸びをしないことを意味する。叩いて、皮を破いてやるくらいの、身近なことをやるという、そういう意味になる。


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・ シャツ作りは、カフスを取り付け、ガジェットを裾(すそ)脇下に取り付けた。(三角形)

 ボタンホールを開け、ボタンを付けたら完成だ。

 今の段階で羽織ったら、僕は誇らしかった。結果雑にできてしまったけれど、丁寧に作ろうとし、手間のかかるやり方の本をなぞってつくり、初めての本格的なシャツだったので、少し作っていてうれしかった。満足した。



・ グリム童話を読んでいる。僕この本好きです。前も途中読みかけで図書館へ返したけれど、また読みだして、楽しい。好きだなあ。