無題5アドラー

(シャツ作り):
 今日は手芸をやる気になれたので、剣ボロに取り組みました。初めてなので右も左もわかりません。きのうyoutubeを見たけれど、切れ込みを入れることしかわからなかった。

男のシャツの本、の手順に沿って、やりながら考えた。

 今日できたことは、剣ボロのパーツづくりをアイロンワークで折り目を付けたこと。まだ袖口を切ったり縫ったりしていない。印だけつけておいた。明日以降に持ち越し。思ったよりも時間がかかる。


 楽しいというより、ワークだった。アイロンは楽しそうに腕を動かしたけれど。作業所のスタッフもアイロンを楽しそうに動かしていた。それは覚えていた。スタッフを見ていて、革の穴開けも、うるさくないように一番下にタオルを敷いていたのを今日見た。

 今日の手芸はショボクて地味だった。手探りだった。








2015/2/10(Tue)

 アクセス解析を見ていますが、来てもらって更新しないのも気が引けます。今日は、おにぎりを食べながら孤独感がひどくて倒れそうな気がした。(そんなに大げさではない)

・ シャツ作りはストップしています。昨日は寝てしまった。



 今日の作業所は、周りの人の反応も良く、お医者さんの診察でもお医者さんの反応も良かった。今日は調子がいいらしい。僕の主観では孤独感がひどくて打ちのめされた気が一瞬した。


・ 日曜は、作業の後、キタラでパイプオルガンを聞いた。音がでかくて、バッハの曲は音楽を通して神と交流してるのかなと思った。オルガニストは、身体を前後にゆすり独特のリズムで揺らしながら、オルガンに挑んでいた。あの身体の動きは、人間が取り組んでいる美しい姿だと感じた。

音楽自体は、バッハの最後の曲がよかったし、中島みゆきのマッサンの曲も良かった。

僕は、会場で、人の中で音楽を聞くのは久しぶりで、耳に最初は入らなかった。途中からオルガニストの音に身をゆだね、オルガニストの歌いに自分の心を預け音に重ねた。

オルガニストはものすごいエネルギーの放出をしているらしかった。初めての会場だったけれど、よい空間だと感じた。前から後ろまで天井が高く一体となって広がり、開放感があった。



・ 昨日は、坂東玉三郎の鷺娘(所有)の鐘ヶ岬を見た。目線が下を向き、公共のみんなのための演技を見て(個人的な感情移入ではなく、お客さんの思いを投影できる演技)、品があり、色っぽく、女らしい仕草と決めで、とてもいいと思った。藤娘のDVDの鐘ヶ岬も良かったので、これも同じ演目でいいなあと感じた。




・ 僕は自分の目標を追求していった方がいいと思う。昨日みたいに、毎日のダメだに潰されて何もしないで終わる日もあるけれど、それはよくない。先が見えず、未来を描けず、希望をもてない日もあるけれど、心に希望がなくても、身体で動くことで希望を紡ごうと無理やり動かした方がいいのだろう。でもやはり潰れて終わってしまった。希望は描いた方がいい。


アドラー人生を生き抜く心理学、岸見氏の著も、最後の所はその辺のことが書いてあり今日読んだ。最近交通機関で本を読まない。希望を描けず流されていた(そんなに大げさではない)。


僕の潰れた毎日を超えようとする、身体の動きが先の課題に取り組むことができるように、毎日挑めればいいなあと思う。

今日は軽いけれど、重い日も打ちのめされないで身体が先でも希望をつなげられるか、課題になる。
逃げているだけか。