権利の主張

坂本龍一 Ballet Mecanique

 この時のコンサートに行きました。今日のラジオでかかって好きだったなあと。すごいなあと。高揚感がすごい。
 あの時に、今の状態だったらもっと楽しめただろうに。



2014/11/24(Mon) 月曜日


・言いたいことが言えない人 「恥ずかしがり屋」の深層心理、加藤諦三PHP新書、2006


 この本で後半に、父親に殺されることを恐れる気持ち、というのが出てきます。
 僕も、本のように拷問の夢とか見て、父親が怪しいとは思っていた。けれど、父に殺されるのを恐れる心理があるとは思わなかった。

 この気持ちに作業中向き合おうとして、父の顔を思い浮かべていた。思ったのは、父の執着の気持ちと父に陣地に入られるのを恐れていると思った。父の執着は怒りとともに表現され、精神異常者のように表現されている(唾吐きの音とか)。

 あと、本のように、父は満たされない欲求への挫折とともに渦巻いていると思った。それが執着と一緒になって周りに撒き散らされる。母と僕は、その気合い(唾みたいなものだ)をいつも受け止めている。いい迷惑だ。アホかこの男。

 父に殺される恐怖というのと向き合おうとしたけれど、たいして焦点化しない。僕は殺される側。普段の生活でも、否定される側(交通機関)。いじめられたり、排除されたり、拒否される側。これら弱者はただ黙るのか。受け止めて、傷を大きくするだけなのか。



 そこで、展開。殺される側の権利がある。殺されてしまった場合、遺族が主張する。

野球の負け試合でも、負ける側の美学や、次の試合への布石もある。プロはただでは負けない。

否定される側の権利がある。そう、弱者の権利を主張しないといけない。いじけたり、否定されたままでいいわけがない。殺される側の権利を主張しないといけない。そう負ける側の権利を振りかざし、


声を大きく、相手に返していかないといけない。



弱者の権利を主張すべきだ。そう思ったら、作業中、気持ちがゆったり(少し)した。

 弱者の権利と思ったところで、性犯罪被害を思いついた。彼女らの戦いと似ている気がする。その立場を学びたいと思い、

・御直被、板谷利加子、角川文庫、1998 

を借りた。


・性犯罪被害にあうということ、小林美香朝日文庫 

というタイトルがわからず、家のスキャンから探し出した。これも読みたい。

 彼女らの徹底的に不利な戦いに、どのように超えていったのか知りたいと思った。



・恥ずかしがり屋の会を作りたいです。入る人はいるでしょうか? 共に乗り越えていきたい。