温水プール / 他者を信じるに1票入れられるか

2014/10/21(Tue)火曜日


 作業所はお休み。

・ 温水プールに行った。25年ぶりくらい。泳げるかなと思った。

 最初に、水中ウォーキングをおばさんたちに交じって2周した。
 それからビート板を取りにいって、プールを4往復した。最初は、呼吸するたびに水底に足をつけて立った。意外に浮くことができて、浮遊感覚を味わった。足のバタバタがわからなくて、試行してみた。

 3回目往復だったと思うけれど、水底に立たないで、休憩なしで片道進んだ。4回目も同じで、水を飲んだりしたけれど泳げた。手を使っていないので進むのが遅い。呼吸をすると水の中に沈み込む。このへんが難点だった。

 水中ウォーキングを2周して終えた。


 プール第1日目にしては楽しめた。体を動かす、身体のある動物としての人間という視点での活動だった。本を読むと、僕は肉体を忘れる。観念的な人間なので、頭の中だけで内向して生活してきた。それを肉体の大事さに焦点を合わそうとしている。

 作業所のスタッフが、バスケットをしてきた人で、夜走ったりしているらしい。メンバーでも、ジャズダンスをやっていた人とかいて、その人は、運動していると聞いてきたときもあった。運動を軽んじてきたけれど、新陳代謝の悪い僕は、見直した方がいいと薄々感じさせられた。気づき始めた。



・ 最近している身体を動かすことは、腕立て、腹筋、大腿四頭筋、ラジオ体操、死ぬまで寝たきりにならない体をつくる! 実技編(朝夕15分) DVD付き のA,B,C,Dコース :このDVDねじる動作が多い。今日から始めたプール。


 プールに行って、パソコン通り名:kurageのクラゲになれた。水の中に漂ってきた。浮遊感覚は面白いなと感じた。





北海道新聞2014/10/5日曜日 札幌圏28面
帯広市地域子育て支援センターあじさい保育士 山崎政子さん

引用:~自分の周囲に多くの人がいることを認識し、その人たちを信じて「助けて」「教えて」と言えるようにしてほしい。そんな誰かと一緒に子育てしてほしいです。(構成・川上遼平)



引用者(kurage0147130):この他者を信じて、橋を架けようとすること、これが僕に欠けている。信じることは、相手を信頼することに賭けることを意味する。

 僕は統合失調所を発症する前から現在までずっと、他者から排除されてきた。僕は他人を信じる気持ちがない。父は精神病だし、母も父子の僕たちを面倒見ることに疲れている。

父母との関係で、人間を信じる根底は得られない。
でも父母は、調子の悪い僕を受け容れてくれ、排除しなかった。だから、僕は人を信じられるかもしれない。
僕は常に、信じる方に1票を投じなければならないのかもしれない。それができれば、免許皆伝で、人間になれるかもしれない。

そうなると、父母は僕の基礎体力になる。