女は男の上に君臨する

2014/10/16(Thu)木曜日


 作業所のラジオで、けっこうまわっている曲。気に入っている。



 作業所では、昨日、女性2人にスタンプ押しでベコベコにされた。攻撃されたと思っている。今日は、僕の調子が上向いたせいか、普通に過ごせた。



 年配の女性の横で作業している。10センチ位しか離れていない。年配の女性は初老という歳になっている。彼女は、若い女性の行きつく先だ。女性がどういうものかを物語っている。

 年配の女性を観察して、女性というのは、結婚して夫を支え、パートとして働き、出産・子育てもしているし、場数を踏んでいる。数々の修羅場を乗り切ってきている。年配の女性は、女のエキスパートだ。彼女は女を体現している。へこたれない、反抗心に満ちた、骨太な姿が女だ。この女の前では、男は、お釈迦様の手のひらで右往左往するアリンコと同じだ。女の手の中で歩き回ってうろつくのが関の山だと思う。

 女は男の何倍も強い。世間を見てきている。世渡りもしてきた。世界を支えているのは女だ。




 年配の女性の隣なので、技を盗むこともできた。右手でスタンプのインク台を3回くらい押す動作繰り返してから、押す(シッカリとインクを付ける)。あと、紙を1枚取り出してから押してきたけれど、そうではなくて、紙をずらして並べて、端から順に押していく。こうすれば一枚一枚セッティングしながらやらなくて済み、スタンプを押したら、脇へどける作業だけで次の紙にスタンプを押すことができる。一動作を省いている。結果動作が速くなる。彼女から盗んだ技。

盗むというのは、彼女の方が僕より上手く、一枚上を行っていることをわかったうえで盗むという行為ができる。


 若い女性は、男が欲しがる容姿をしているから、僕みたいなバカは迷わされるけれど、女はみな、逞しく、男の上に君臨する支配者だ。女の前では男は負けるようにできている。若い女も、初老の女性も皆同じだ。強さ、知力、場数、経験、皆積んできている女は、男を支配する。