爪先立ち 背伸び

krita で描いた染のデザイン。
失敗で気持ち悪いけれど、kritaで初めて描いて、初めて出力した。

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2014/9/21(Sun)

 「爪先立ち 背伸び」



 今日の僕の調子はいつも通り。良いというのではなく、いつも通り悪い。

 僕にとって他者は、僕を排除して否定してくる嫌な奴。必ず否定しにくる。僕は他者からそう見えているらしい。

 僕自身はそう見ている。たぶん他者からは、僕は異質な、余計な、否定しやすい手ごろな石ころに見えているのだろう。いつもこの関係が他者と僕との間に結ばれる。僕はこの関係性の中で防御し、はね返そうとする。いつも居心地が悪い。いつも他者は余計で、厭らしく、鬱陶しく、嫌な奴だ。

 他者とは対等にならない。それは僕が一段低い位置に存在するからだと思う。これが仮の住まいだとわかっている。これもいずれ終わる。それまでは不利な毎日を送らなければならない。いつも僕は追い詰められ、不利で、負けを過ごしている。これが僕の生活の主な基調になっている。



 だから不利を払いのけ、勝っているというか、有利な立場を目指そうとする。それが何かに秀(ひい)でること。歌、ピアノ、ベース、勉強、手芸、皆その路線にあった。日本舞踊もそれに位置する。だから僕は背伸びをし、高望みをし、本当の生活ではない。爪先立ちの、伸びをした、高いところに顔の顎を乗せたような毎日になっている。

 弱い男、負け、というのは、それへのアンチテーゼだったのかもしれない。正常に戻そうとする。

 僕は勝つことよりも、生活を送らなければならない。普通の自分のための、普通の日常。他者との歪んだ関係性から出てきた目標ではなく、自分の生活のための毎日が必要だ。服の勉強を始めたけれど、わかるけれど、息切れしてきた。2日目でそうなっている。それは、不利な自分を回復しようという爪先立ちから発しているからだと思う。

 僕本来の健康な正常なところから出てきた欲求でないと、上滑りした目標や欲求で潰れてしまう。
 今の僕のためのやることは何か。何ができるか。低い目標で簡単なこと。自然なこと。または、そちらへどのように既存の爪先立ちのやっていることを曲げて、正常値に戻せるか。

 僕はかなり歪んでいる。毎日が歪みきっている。ものすごく歪(いびつ)だ。自然な自分を取り戻せるか。

 昨日は図書館でアイヌの勉強をした。今日は服の本を読んだ。この展開は失敗だった気もする。辞書引き王の、アサガオの勉強は、正解だけれど、自分の謎を解こうとして、難しい問題に入り、右往左往したのは背伸びだった。(インターネット無駄な2時間)

 毎日の生活で、正常な目標や、正常な生活を探らないと、すぐ歪んで行ってしまう。歪んだ目標と対面し、正常な日常を採らないと、僕はダメになってしまう。もうダメだけれど、息切れし、疲れ、上滑りし、あらぬ方向を目指し、歪んで行ってしまう。どうやって正常な日常と取り戻せるか。僕の日常は歪みに汚染されている。


 目印は、辞書引き王をやっていた時の感覚、自分の感覚を大切にできているか、上滑りしている時は熱に冒されている。歪んだ目標の時は前につんのめっている。

 自分の感覚をよく聞けていること。自分自身に耳を澄ませて、五感がよく働いていること。今日の僕は全部だめだ。曇っている。

 <とりあえず終わり>