僕は悪くない


2014/9/5(Fri)


[ 僕は悪くない ]

弁解:自己中心的に使おうとは思っていないつもり。



/ バスに乗っていて、僕は下を向いていた。なぜうなだれているのだろうと思った。悪いと思っているみたいだ。自分に非があり僕が悪いから、下を向いている。

 だから「僕は悪くない」というのを思いついた。僕は悪いと思う必要はないのではないのか。

 小さいころ、母に食って掛かっていて、毎日やっていた。その時、母に人のせいにしないでと言われ、僕は悪いと思って、攻撃を抑圧したのではないのか。だから、この出来事をこの流れで解釈すると、僕は悪くないというのは、スタート地点、僕が抑圧から脱出するためのツールなのではないのかと思った。



/ 作業所で、顔を殴られる感覚があった。誰もまわりにはいない。ドアも窓も空いている。僕は外を歩いている人なのだろうとずっと思っていたけれど、ドアの外で人の咳がして、ああこの人だと思った。ずっと毎日殴られる感覚があったけれど、こやつだとおもった。こいつだと。謎が解けた。トイレにいても、そいつだろうと思われるのが、殴るくらいの気配で入ってきた。僕は歯を磨いていて洗面台を占領していた。譲る気はなかった。手を洗わないで帰って行った。


 帰りの高速移動機関でも、僕は不利だった。ずっと防戦だった。水を飲む余裕があり、ペットボトルの蓋を開け、グイッとぬるい水を飲んだ、流した。てきせい100%だったと思うので、高速車輪付き乗り物も、人力輪っかも敵を排除しながら家へ向かった。

 ステーションで、ドアを開ける前に女子高生がいたけれど、避ける気配がないので、少し開けてから、少し押し込んで少しぶつけた。流れで悪いことをした。周りに隙を見せたくなかった。ずっと排除にかかった。


/ 作業所ではキーカバーを6個作らせてもらった。あまり感触がないけれど、無難にまとめた。ハンガー布巻きは割と楽しかった。女性に受けるように配色と、バランスを作った。僕は女性的なセンスはあるのかもしれない。
エッヘン、僕は女性向け大家なんです。エッヘン。
失敗作として壊されないことを願っている。