ナルシストしか歩めない父。(話が通じない人の心理・加藤諦三・(執着))

2014/6/22(Sun)

心理学辞典、執着で検索して、

http://jungknight.blog90.fc2.com/blog-entry-2250.html

さんというブログを見つけた。


 加藤諦三さんの、話が通じない人の心理、という本が紹介されている。


 ナルシストのことについて書いていて、それの脱出方法も書かれているみたい。僕の父がこの本の主人公と同じ精神状態だと思う。父はナルシストに分類されるみたい。他人という存在が父にはいないということらしい。自分の素を認められたことがないので、他人に背伸びをし、自分の欲求と相手の立場を混同するという、僕の理解、という話。



 僕が今の作業所が居心地がいいのは、作業所の分類が手芸で、女性のやることを僕がしているから。今までパソコン作業所にいて、背伸びをしていた。僕は本当は手芸がやりたかった。20歳の時のカウンセリングで、僕が作ったのはズボンだった。最初に取り組んだ。以来手芸とは遠ざかり、パソコン作業所に在籍していたとき、スカートとスウェットパンツを作った。シャツも作ったけれど。スカートを履き女性的な自分の感覚に気づきだした。リュックベッソンのアンジェラを見たりした影響も大きい。


 今の手芸作業所では、女性が自分をさらけ出した時に、僕も自分の格好の悪い部分を女性に投げかけてみた。なんだったか忘れたけれど。女性は拒絶せず受け取ってくれた。マフラーも編んだら受け取ってくれた。


 この女性には僕の格好悪い部分を見せてきている。僕は嫌われそうな弱い部分を女性に出してきた。これに関して拒絶されたことはない。


 僕はブログでも、なるべく格好悪いことを出そうとしている。自分の醜い部分にスポットを当ててきたつもり。僕自身の自分認識の影の部分、弱さなどに光を当てた。

僕はこのブログの人(上のリンク)の文章の中の、自己実現の道を歩んできていると思う。最初はナルシストという道しかなかった。父を引きずった。けれど、自己実現の道を歩みだしたので(僕は自己実現への道へは開かれていた)、好転してきている。20歳の時の自分はどん詰まりだった。47で開かれつつある。


 僕はいまの作業所で、嘘をつく理由がないのでいい環境にいられるのだと思う。作業所の人と、場所(環境)がよかったのもある。僕は恵まれている。