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「老人」批判
この内容は問題がある。老人は孤立しているように見える。心を閉ざして、不満があるのか。
老人に、奥さんはいたのか。子供を育てたのか。社会生活を送り、人の中で暮らしてきて、自分より上の年齢の人とも、自分より下の年齢の人とも仕事をしたはずだ。老後も、社会生活を送っているのに、閉じこもっているのか。他の人とのふれあいで感じることはなかったのか。
歳をとることにこだわりすぎではないのか。生活を送ることに腐心すればいいだけではないのか。日々の中で感じるものはないのか。
自分で書いたのに、根性曲がっていないか。
2014/5/4(Sun)
「 老 人 」
ドアを開けた。出てきたのは老人だった。望んで老人になったのではない。時が経ったのだ。時間は去った。積もった年月が男を老人にした。
なぜ あなたは老人なのですか?
もがいてきたが、何も生み出せなかったからだよ。
なぜ 老人なのですか?
君もすぐ老人だよ。他人事ではないはずだよ。
アザレアの花が植木鉢で、陽を浴びながら揺れていた。きみが好きだよ。明るいその花が。僕にも君を見せてくれ。こちらに花を向けてくれよ。
老人と言われる男は、腰を折りながらゆっくり歩いて視界から消えた。
陽が陰り、肌寒くなった。 なぜあなたは老人なのですか? 逆戻りはできない。 老人、おいた(老いた)人。容赦ない年月。
月が昇り、星が瞬く。
女は股を開く。命は生まれる。君の出番だ。君が次の時代の子だ。
書いた人: ルーズリーフノートにシャープで書いて、ワープロで打ち直しています。「 ライバル / 非日常 } も、この方式でやりました(前回は、使い古しの紙の裏)。今日は調子がよくないです。ワープロも嫌いになってきました。手書きで紙に書きたい。手書きにこだわるほどには、うまくない(自己評価)。 僕も老人になりつつあります。